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2007年10月03日

なめ猫について考えました。

なめ猫(なめねこ)とは1980年代初頭の日本で短期間流行した、暴走族風の身なりをした猫のこと。これは衣装を着せた本物の仔猫に、直立させ(実際は座らせており、正面から撮ることで猫背をわからなくしているだけである)写真撮影した企画。当時のこれらのプロデューサーは津田覚。


概説
元々、津田が近所のクリーニング屋から引き取り大切に育てていた4匹の仔猫たちが津田の恋人が置き忘れていった人形の洋服に興味を持ち、津田がそれを見て面白半分にそれを着せてみたところ、仔猫たちがそれを着たまま楽しそうに遊んでいたのが面白くてそれを撮影したことがなめ猫の始まりであったという。

正式名称は「全日本暴猫連合 なめんなよ」。そのキャッチフレーズが「なめんなよ」(英語表記は「Don't Pelorian!」)であったことから略され「なめ猫」となった。

初代のなめ猫グッズは、1980年から1982年まで発売された。自動車の免許証風のブロマイド(1100万枚を売り上げた。「死ぬまで有効」、「なめられたら無効」等の表記でも有名)や文具等の各種グッズや写真集・レコードが発売されたが、マスコミや動物愛護団体から猫への虐待を疑う声が多く寄せられたことなどから発売中止となり、ブームは沈静化した。実際には衣装に仕掛けがあり、猫の体に負担をかけないで立たせることが出来る(スタッフは皆猫の愛好家であり、ネコたちには最大限の配慮をしていた)。その後なめ猫たちはスタッフや希望者に引き取られたという。

CBCテレビの若者向け番組「ぱろぱろエブリデイ」がブームの発信源の1つとされる。

なめ猫は、『オリコン・ウィークリー』(現・『oricon style』)誌1981年12月4日号の表紙を飾った。人間以外の動物が同誌の表紙になったのはこれが唯一である(2005年6月現在)。

2005年に、23年ぶりになめ猫グッズが発売された。当時のオリジナルと同じ暴走族ファッションの猫のほか、現代風のファッションの猫もある。免許証、時計、バスタオルなどが発売された。

他の多くのキャラクター商品がそうであるように、なめ猫にも模造品、海賊版が存在し、こちらはキャッチフレーズを「なめるなよ」または「にゃめるな」と変えた物もあった。

2006年には警視庁の暴走族追放キャンペーンのポスターに使われた。


写真集
1981年12月8日にシンコー・ミュージック出版から写真集『なめんなよ 又吉のかっとびアルバム』(プロデュース・津田 覚、撮影・脇田敏)発行。


レコード
1981年11月21日に「又吉&なめんなよ」(実際に歌っているのはM-BAND、猫ではない)名義でシングルレコード「なめんなよ」が発売され、当時20万枚以上を売り上げるヒットとなった。長らくCD化もされず、入手困難だったが、2005年3月24日に発売されたオムニバスCD「愛しのキャラうた伝説?キャラクター・ソングの素晴らしき世界?」に収録された。

1981年には、同じく「又吉&なめんなよ」名義で、写真集と同名のLP「なめんなよ?又吉のかっとびアルバム」が発売されている。ちなみに後に「又吉&なめんなよ」は「おちょくっとんなよ」というタイトルで2枚目のシングルも発売した。

このほか、「なめ猫」名義で「なめ猫の歌(本猫盤)」という企画、便乗盤も発売された。こちらはCD「テレビ狂時代(2)僕たちの70~80年代セレクション」に収録されている。

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